紙すき屋の日常をスナップしました。
木島平の季節の移り変わりや、道ばたの風景をご紹介してゆきます。


このページは2007年1月18日よりブログに移行しました。
→かあちゃんの紙漉き場日誌

 
 
2007年1月17日
「雪虫」発見しました。
ネットで検索したら、雪虫とは一般的には違う虫のことを言うらしいのですが(別名「しろばんば」というやつだそうですが)この辺の雪虫は、春が近くなると雪の上をうろうろしている7ミリほどの蚊のような小さい虫。江戸時代の書物、「北越雪譜」にも「雪蛆(せつじょ)」として出ています。セッケイカワゲラというのがほんとの名前らしいんですが、雪のない季節に見たらただ見過ごすしかないようななんてことない虫なのに、何にもない雪野原の真ん中をうろうろしているので、不思議に目立つんですよ〜。子供をスクールバスまで送って行く1キロ足らずの道で、3匹遭遇しました。本来ならもう少し先の2月半ば〜3月ころに見かけるような気がするんですが、これも異常気象の一つの現れでしょうか?
 
2007年1月16日
雪が少ない今年ですが、それはそれとして雪晒し作業は進めています。さいわいいま作業している自宅のまわりは村内でも標高が高く、40〜50センチくらいはつもっています。(昨年の1/4以下ですけどね)雪晒し場に、楮の束をそりにのせて運んで行き、雪の上に拡げます。
 

2007年1月15日
昨日は馬曲でもどうろくじん祭りが行われました。お昼には地区の爺、婆から子供まで集まって、おんなしょ(お母さんたち)の作った豆ご飯とけんちん汁を神様にお供えしてみんなでいただき、夜は夜祭り。木で組んだやぐらにカヤを巻き付けてつくられた「どうろくじん」にダルマやおふだ、書き初めなどをつけて燃やします。そのときは例年通り子供対大人の火の攻防戦があり(有名な野沢の道祖神まつりのちっちゃいのみたいなものですね)大人の持つカヤのたいまつがなくなりかけた頃やっと点火。その火で餅花を焼いて無病息災を祈って食べます。
やっぱりこういう行事って、大変だし煩わしいようですが、楽しいし、世代間交流というか、文化を作って行くのはこういうことなんだな〜と思いました。写真は翌朝の、燃え残ったどうろくじん様。今年も無病息災よろしくお願いします!


 
2007年1月12日
今日のお仕事・・
楮の原料を、染めました。バケツ半分づつ、5色。これでそれぞれ名刺、和封筒、洋封筒、ハガキを少量づつ作ろうという・・・多品種少量生産!!
色は出来うる限りいっぱいあった方が楽しいですからね〜〜。色を扱うのは好きです。写真真ん中は桜で染めたイメージの、樺色っぽいピンク、黄色いバケツは渋い水色の縹(はなだ)色、右の青いバケツは青っぽく写っていますが淡い黄緑色です。春先の一番柔らかい芽吹きの色のイメージで・・。
染料は、シリヤス染料を使っています。
 
2007年1月11日
今年はほんとに雪が少ない!
いつもなら少なくとも50センチくらいはつもっているところが、10センチ以下しかない状態です。それでも作業を進めないと春になってしまうので、雪晒しの準備を始めました。水に浸した楮を夜に外に出して凍らせるのですが・・凍るのかな〜心もとないな〜!?
 
2007年1月10日
2006年最後の仕事・・・ペンダント照明のシェードを作りました。U邸の吹き抜け照明用に、写真よりもう少し細身のものを4本、納めてきました。写真のものはその試作もかねて当館の照明用に作りました。高さは約60センチ、直径は約25センチ。丸い筒を竹材のジョイントで吊るすシンプルな作りにしています。
写真は紅葉の葉を漉き込んだもの(手前)と、透かし柄(奥)ですが和紙の柄はお好みで作れます。お宅の照明に、いかがですか!?
2007年の初仕事はこちら。サザエのふたみたいなのは、和紙のこよりを漉き込んだ「縄文紙」です。そのうちこれで火焔土器みたいなのを作りたいと思ってるんですが・・・この丸い紙は「何に使うんですか?と聞かれることが多いですが、造形的面白さを生かした素材として使っていただけると嬉しいです。「鍋敷きですか?」甘〜〜〜い!!
左側は耳付き封筒です。
やっと子供の冬休みが終わって、2007年も始動しました。今年もよろしくお願いします。
 
2006年12月30日
というわけで(ってどういう訳?)今年もずいぶん更新をさぼりましたがお読みくださった方々どうもありがとうございました。 来年も紙漉き&しょうもない親バカ情報を断続的に(?)掲載してゆこうと思いますので時々のぞいてみて下さいね。
写真は大掃除の末にやっと定位置に鎮座したタツローのパワーショベル&ブルドーザー仕様のアンパンマン号です。 ・・・こんなものが家中ところかまわず走ってるんだから・・・片付くわけないよねーっっ!2007年もげんきでねっ!
 
2006年12月21日
ずいぶん前から注文をいただいていた、壁面装飾のお仕事をやっと納めてきました。中野市の中野西薬局さまです。薬局さんなので、気持ちの明るくなるような柔らかくい色使いに心がけてみました。
 
2006年12月6日
今年も恒例のカズハギやりました。毎年同じような写真ですみません。今年も同じ顔ぶれで出来たのが、やっぱり嬉しいですね〜。なんせ平均年齢高いですから・・・昨年よりコウゾの出来はいまいちだったようで、自然の物はお天道様の機嫌に左右されることを改めて痛感。人間がいくら手間ひまかけても、お天道様のひと照りにかないません。コウゾなんて元々あんまり手間ひまかける作物ではないのでよけいそうなんですかね・・・
今年のカズハギには、村内の北部、中部ふたつの小学校から小学生が参加してくれました。ばあちゃんたちに教わりながら、湯気の立つコウゾを必死でむいてくれました。
なんだかすごく面白かったらしく、実は、放課後にもそのうちの4人がまたきてくれて、手伝ってくれたんですよ!夕方ハンパに仕事が残りそうなところだったので、助かっちゃいました。本人たち曰く、「俺たちもうベテランだから!」だって。来年もよろしく!
 
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