●和紙の出来るまで●

-和紙の原料から製品になるまでの工程をご紹介します-

工 程
説 明
詳 細
こうぞ畑
和紙の原料には、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などがありますが、当館で使っているのはこうぞのみです。クワ科の落葉低木であるこうぞは、1年で3メートル以上に伸び、毎年収穫できます。
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カズはぎ
11月の末にこうぞを収穫して、皮を剥ぎます。
剥いだ皮は軒下につるして乾燥させます。

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雪さらし
こうぞの表面の黒い皮を、「おかき」という道具でかきおとし、雪の上に並べて太陽の紫外線の力で白くします。 詳しい説明は
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煮熟
白くなった皮を水に浸し、アルカリ性の薬品で3〜4時間煮ます。煮た後はまた水にさらしてあくを抜き、チリや傷などを取り除きます。 詳しい説明は
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打解
柔らかくなった皮を打解機で打って、繊維をほぐします。木の棒で叩いてほぐすこともあります。 詳しい説明は
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紙漉き
これを水に入れて、トロロアオイの「ネリ」と共によく混ぜ、簀桁(すけた)という道具で一枚一枚漉きます。
漉いた紙は 紙床(しと)という台に重ねていきます。
ネリについて詳しい説明は こちらへ・・
紙すきについて詳しい説明は こちらへ・・
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乾燥
ジャッキで圧力をかけて紙床を絞り、一枚づつはがして乾燥板に張って乾かします。 ただ今制作中
仕上げ・加工
乾いた紙を検品します。その後用途によって裁断したり、こんにゃく糊・ドーサ引き・染めなどの加工をおこないます。 ただ今制作中